イアン・ギラン 「ライブ・イン・ジャパン」について語る
先般来日を果たしたディープ・パープルのイアン・ギランのインタビュー。
スイスの独語紙bz Basellandschaftliche Zeitungから。
1972年の「ライブ・イン・ジャパン」はあらゆる時代を通じて、最も影響力あるライブ・アルバムです。デラックス・ボックスで再発されましたが、どうでした?
正直言って、俺はそいつを聴いてない。ライブ・アルバムは好きじゃないんだよ。もちろん「ライブ・イン・ジャパン」の重要性は判ってる。あの時の来日は個人的にもぶっ飛んだ。ヨーロッパに対する考え方を根本から覆す初めての国だった。カルチャー・ショックだったし、良い意味で影響を受けたな。
今は何やってんですか?
あらゆることだ。俺たちはスタジオで新しい曲に取り組んでいる。夕方にはワインと静けさを味わってるよ。
これからの予定は?
さっき言ったように、バンドでツアーだ。俺らはファンが考えてるのとはちょっと違うんだよ。メンバーは趣味も政治的見解もばらばらだ。みんなサッカー・ファンで、ワールドカップも観るけど、厳密に言えばスティーヴ・モースはアメリカ人だし。誰もサッカーについては何もわかっちゃいないし、結局音楽だけなんだよ。
管理人K (久保田直己)
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