70年代ロック・アンセムをイージー・リスニングでカバー
Dangerousmind誌から。
実は先日、私個人のFacebookで「毒にも薬にもならない無味無臭の、電気楽器を使っただけのロックモドキを聴くくらいなら、ポール・モーリアやパーシー・フェースでも聴いてろ」と暴言暴論を吐き散らかしたのだが、いろんな意味で反省せざるを得ない動画を見つけてしまった。
こうしたイージー・リスニングのオーケストラと比べるとあまり知られていないが、ジェームス・ラストもよくあるスーパーマーケット・ミュージュックの一つである。
ところが1973年にリリースしていたアルバム 'Voodoo-Party'では、ホークウィンドの 'Silver Machine'やT-Rexの 'Children of the Revolution'、アリス・クーパーの'School's Out'などをオーケストラ・アレンジしている。
たいへん幸運なことに、この三曲をメドレーにした動画が残っていた。
アルバムのタイトルもぶっ飛んでいるが、演奏も凄い。オーケストラのフォーマットを取りながらも、原曲の毒を更に増幅して垂れ流している。
アルバムはまだ入手可能みたいなので好事家の方はお試しください。
管理人K (久保田直己)
コメント 0