サマソニ速報 メタル系観戦記

今年のサマソニ東京初日、自分自身の目玉は何と言ってもロバート・プラントであったが、前後の時間は体力の続く限りメタル系に専念してみた。
メタルといっても、今や様々なサブ・ジャンルに分岐しており、サマソニはメタルの見本市のような様相である。
アーティストの撮影はNGであるので、観客の様子から雰囲気を感じていただければと思う。

日本の新ジャンル、ベビーメタル



西海岸のスラッシュ・コア、スイサイダル・テンデンシー



伝統的な様式美のメガデス



全部同じに見えるが（爆。

ベビーメタルはとにかくバックの演奏陣のテクが凄まじい。観客のノリは他のメタル・バンドとまったく同じで、アイドル系で歌が弱いとか、作り物じゃないかというような言いがかりを寄せ付けない迫力。客席のあちこちでダイブが発生。

スイサイダル・テンデンシーも、アフリカ系やスキンヘッドなど従来のメタルの範疇では収まらないルックスを備えたメンバーの怒涛のハードコアで、観客席でも激しいサークル・ビットとモッシュ。演奏前のマイクテストのセリフも日本語で「バカヤロウ。ナンダト、コノヤロウ」。どこで覚えたんだよ。

ブロンドの長髪カーリーで伝統的な音を聴かせてくれたメガデスの頃（20時前後）には皆疲れが噴出したのか、客席の後ろのほうは寝転んだまま動かない客続出で死屍累々状態。

かく言う私も、メタルの連発に加えて、土砂降りの中でロバート・プラントを観たので、もはや体力の限界。ほんとはメガデスの後のアヴェンジド・セブンフォールドまで観たかったのだが、離脱せざるを得なかった。残念。




管理人K (久保田直己）


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