キース・ムーン インタビュー
Music Radar誌から。
1978年9月7日に亡くなったキース・ムーンは若干32才だった。
その3年前に行われたインタビューがこのほど発掘されたが、ポルシェに乗って泥酔状態で現れたキースは、片手に酒瓶を抱えていたという。
特にキースのドラム破壊などに関する部分を抜粋。
ザ・フーに加入する前の日々のことを覚えていますか?
俺は今狂ってるのと同じくらい狂っていた。ザ・フーで演奏したからますます狂ったわけじゃない。俺はずっと同じだ。初めのころの記憶は、大学のバンドとの演奏だな。既に俺は今と同じくらい狂ってた。 俺はマーチング・バンドで演奏していた。シースカウトでラッパを吹いてたんだ。トランペットをやってた。思春期によくあるように、トランペットを吹く以外に、口の使い方を覚えたんだけどな。
楽器を壊すのはフラストレーションからだったんですか、それとも計画してたことなんですか?
いや、初めは計画してたわけじゃなかった。最初は純粋なもんだった。最初は純粋な怒りだったのが、だんだん煽情的になったんだ。目立つし、放送で話題になることにすぐ気が付いた。 フラストレーションを純粋に表現したことから始まったんだ。それがシアトリカルになった。他のものと同じで、武器を手に入れたら自分の利益のために使うだろ、バカじゃなけりゃ。 もはや手でプレイするもんじゃない。ポーカーみたいなもんだ。どんなカードを持っているか見てみたらエースがあったんだ、普通そのカードを使うだろ。
RIP
管理人K (久保田直己)
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