レニー・クラヴィッツが語るアルバムのあり方
Music Radar誌によるインタビーから、レニー・クラヴィッツのアルバム観に関する部分を抜粋。
俺はアルバムの形式を信じている、絶対的にだ。俺がレコードを作るときに考えていることは、まあつまり、「レコード作ろうぜ」とか考えてないけど、同時にやってることも判ってんだ。この歌をひとまとめにして、うまく合うかな?全体でどんな流れだ?曲と曲の間とか、まあそんなの全部だ。俺はアルバムの形式で考えてる。もちろんだ。
アルバムは俺にとって重要だ。俺が聴いて育ってきたもんだからな。ああ、もちろんシングルを出すこともできるし、最初からあったことだ。ビートルズもストーンズも皆シングルを出してきたし、どれも素晴らしい。でもそれはアルバムから抜いてきたから凄いんだ。
最近よくあるアーティストはとてもアルバムとは思えないアルバムを出している。歌をまとめたところで、全体でどんなものになるんだ?時々、あのプロデューサー、このプロデューサー、たくさんのプロデューサーを使って、歌をひとまとめにしてアルバムと称している。知らねえよ。そんなもの俺にとってアルバムじゃねえし。
相変わらず機材も全部アナログとのことだし、職人です。
管理人K (久保田直己)
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