アリス・クーパー 最近のバンドを批評
Music Radar誌から。
ショック・ロックの先駆者アリス・クーパーによる、最近のミュージシャンに関する批評。
マリリン・マンソンが出てきた時、「女の名前でシアトリカルなことをやる奴は俺だぞ」と思った。でも今はマリリンと俺は親友だし、一緒にツアーもやった。マリリンのショウを見たら、俺のと全然違うってわかるはずだ。あいつにはあいつ自身のグロテスクなスタイルがある。ロブ・ゾンビはもっと奇抜だからアリス・クーパーにたぶん近いな。
この観点では、女性ミュージシャンのほうがショウを引き継いでいる。シャキーラ、リアーナ、ケイティ・ペリー、レディ・ガガを観に行ってみな、皆アリス・クーパーみたいなことをやっている。俺らが60年代末や70年代初頭から現在までやってることだ。
ロブ・ゾンビは本当にいいショウをやってるし、マリリン・マンソンもだ。でもアリスのショウはちょっと違う。常に中心になっているのはアリスというキャラクターで、花火とかそういうものは使わない。観客にはキャラクターにはまって欲しいし、キャラクターやキャラクターであることでいろんなことが起こるんだ。
アリス・クーパーもまた、単独公演で来日してほしい一人である。
管理人K (久保田直己)
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