ジーン・シモンズ ビジネスを語る
CNNによる、ジーン・シモンズのビジネス書紹介の記事から抜粋。
キッスがデビューに至るまでの経緯について。
学校では習わない種類の教育ってのがある。当時は自分でもよく判っていなかったんだが、俺がやってたのはいわば「勤勉」ってことで、つまり自学自習ってことだ。
俺は常に仕事を一つ二つ持っていて、いつも貯金していた。1972年の半ばには、22才だったが、2万3千ドルの貯金ができてた。結構な額だろ。
ポールも小遣い稼ぎのために時々タクシーを運転してたし、これもある種の「勤勉」なわけで、自分で学んで、自分で飯食うのが責任ってもんだ。
ポールは古いムスタングを持ってたけど、いつも移動には地下鉄かバスを使った。ブロードウェイの端っこでホットドッグを喰ってたし、絶対に服は買わなかった。俺たちは無駄使いしなかったんだ。
でもバンドのリハの場所や活動拠点でロフトを抑えるって時には躊躇しなかった。月200ドルで借りた。アンプが必要だったから、俺とポールが買った。サウンド・システムも必要だったからポールと俺はピーヴィーのサウンド・ボードとスピーカーを買ったけど、キャビネに組み込むのは友達にやってもらった。金は払ったけど安かったよ。 俺たちはローディもいなかったし、エースとピーターの友達が助けてくれたんだ。
もう一度言うが、うまくやれ。自分自身に投資しろ。買えるなら借りるな。自分で払え。
管理人K (久保田直己)
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