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ジャック・ブルース 最後のインタビュー

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Ultimate Classic Rock誌による、ジャック・ブルース死去一か月前のインタビュー。


スーパーグループはせいぜい1、2年しかもたないようですが、最初は熱狂や楽観論に満ちているものなんですか?

二つの方向があると思う。まずこれは本当に素晴らしい方向と、もう一つは皮肉な方向で、寄せ集めでチーム編成するやり方だ。でも俺はそんなことには一切関わらなかった。有難いことだ。


絶頂の素晴らしいミュージシャン達は何年もいっしょに演奏するもんだと思っていたようですね。

どうしてだか判らない。どっちにしろ優れたロック・バンドは何等かの割れ目が予め組み込まれていて、結局それがバンドを破壊して終わるんだ。ポリスがいい例だろ。バンド自身が嫌ってやがる。


音楽的な割れ目ですか、それとも個人的なぶつかり合い?

エゴだと思う。個人的なものだ。そういうのが煮詰まって、誰が曲を書くんだって話になるんだ。バンドにはよくある大問題だ。


ピート・ブラウンとは何年もうまくやってましたよね。

ああ、まあ定番だな。ピートは俺のスコットランドの自殺音楽を理解してくれてたと思うし、いい仕事を思いつくことができた。ピートは多才な奴だ。


でかいアリーナで素晴らしいミュージシャンがあなたと演奏したがってるってオファーがきたら、どうします?

正直言うと、そんなエネルギーはない。俺はもっとレイドバックしたのをやるのに満足してるんだ。最新アルバムの 'Silver Rails' で俺がやってるようなやつな。こういうのが好きなんだ。それでアビーロードで仕上げて。あとは家の周りでだらだら過ごす。悪くない生活だぜ。



RIP


管理人K (久保田直己


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