デヴィッド・ギルモア リックとロジャーを語る
Rolling Stone誌によるデヴィッド・ギルモアのインタビューから、ピンク・フロイドの元メンバーに対する思いを抜粋。
ニュー・アルバムを聴くと、リックがバンドのサウンドに対してどれだけ決定的な役割だったのか、よく判りました。
まったくその通りだ。ロジャーと俺はレコードでもプレスでもいつも大きく取り上げられていたが、リックは少々忘れられがちだった。でもリックはこのアルバムに対して誰よりも重要だ。リックは俺たちがやってる全てにおいて音響的な風景全体を作っている。もはや誰にも真似できないことだ。誰もあいつみたいにはできない。
ファンのいくらかは、このニュー・アルバムで、せめて1、2曲でもロジャーが演奏すればと望んでいたようです。それは議論されなかったんですか?
ロジャーはもう30年も前にポップ・グループにいることに飽きたんだ。なぜ俺たちが今やってることが自動的にロジャーに関係するって考えるのか、俺にはさっぱりわからない。ロジャーは自分の楽しみがある。あいつには自分のワールド・ツアーがあるし、それもうまくいってるだろ。で、俺らは俺らでやってるし。
管理人K (久保田直己)
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