デヴィッド・ギルモア プライベートを語る
Rolling Stone誌によるデヴィッド・ギルモアのインタビューから、この十数年の間のプライベートな生活に関する部分を抜粋。
どうしてソロ・アルバムを作るのに12年も待ったんですか?
時々生活が障害になることがある。ツアーの後、俺は再婚した。育てなきゃいけない子供たちもいるし、朝は学校へ送って、子供たちと過ごすことに熱中していた。大きなツアーとか、急ぐこともないと思ったんだ。
あなたの仲間の多くも、若かった時に子供たちと過ごさなかったのを後悔してるようです。
20代で始めたばっかりの時なら、立ち上がってキャリアを作るために戦うこともあるだろうし、自分自身を作り上げる必要もある。犠牲が必要で、それで苦しむんだ。欲しいものを選ばなきゃいけない。でも年をとって、ある程度成功したら、違う見方もできるし、優先順位を変えられる。それが俺がやってたことだ。
これがピンク・フロイドの最後だってのは確定のようですね。
ピンク・フロイドを続けることがどんなものか想像してみると、冷や汗がどっとでる。俺はもう年をとってるし、本当に生活を楽しんでいるんだ。自分の音楽が楽しいし、もうピンク・フロイドの余地はない。
管理人K (久保田直己)
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