ピーター・ガブリエルからフィル・コリンズへの移行期
Prog誌によるジェネシスのトニー・バンクスへのロング・インタビューから、ピーター脱退前後の変化に関する部分を抜粋。
ピーターが抜けた後、ライブは変わりました。シアトリカルからライト・ショウになったのではと。
ピーターがステージでやりたかったことは、ピーターがやりたかったことだ。それはいいし、楽しかった。でも俺たちはヴァリライトをやりたかったし、だからShowcoといっしょにやった。俺らがライトのために雇った奴らだよ。ヴァリライト以前には、ステージに20個の青いライトと20個の赤いライトを付けて、できるだけその間を動くっていうアイデアだった。でも全部の色を生み出すライトがほしかったし、無茶な話でもなかった。最初に使ったツアーはすごく印象的だったよ、「静寂の嵐」の 'In That Quiet Earth' で赤からグリーンにライト全部を変えられたからな。それまでどうやったらいいか分からなかったし、そんなものは見たこともなかった。たまげたよ。あとステージで巨大なスクリーンを使った最初のバンドも俺たちだった。観客の顔を映すっていうより、背景みたいなもんだったけどな。
管理人K (久保田直己)
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