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35年前のエアロスミス分解劇

aerosmith.jpg


Ultimate Classic Rock誌から。

1979年7月28日、ジョー・ペリーがエアロスミスを脱退。80年代半ばに復活するまでのバンドの暗黒時代の始まり。

クリーブランド市営スタジアムで開催された 'World Seeies of Rock'の楽屋でのエアロスミスは、ちょうど 'Draw The Line'に続くアルバム制作に苦闘している最中で、ジョー・ペリーは同じセットリストを繰り返すことに不満が貯まっていた。
バンドのメンバーの間に流れる暗くて攻撃的な空気が、メンバー以外にも伝染し、ベースのトム・ハミルトンの妻テリーと、ジョー・ペリーの妻エリッサとの間で喧嘩が勃発する。


トム・ハミルトンの回想。

テリーは凄く無愛想で刺々しかった。確かテリーがエリッサに何か言ったんだ。そうしたらエリッサがミルクの入ったコップを投げつけた。俺らがライブの前だってのに大喧嘩だよ。誰も怪我しなかったけど、バンドもそんな状態だった。



スティーヴン・タイラーの回想。

大喧嘩が始まった時、ジョーと俺はそこにいなかった。エリッサとテリーが叫びあってたからジョーと歩いて行って「出てけ、クソ野郎!俺らが仕事してんのがわかんねーのか?」って言ったんだ。ちょうどエリッサがテリーにミルクを投げて、テリーが避けたときだった。 ジョーにも言ってやったよ。「お前、自分のオンナもコントロールできないのか?」ってな。ジョーの野郎、テリーが部屋から出ていくまでは、テリーの味方してたんだ。知るかよ。



ジョー・ペリーの回想。

エアロスミスでアルバム作るのに手間取ってたし、新曲もなしで毎晩同じ曲を演奏するのに飽き飽きしてた。で、トムに言ったんだ。「もうお前らとツアーはやってられない。自分のソロに集中するわ。もうやってられるか。」これが俺の最後の言葉だった。



エリッサ・ペリーの回想。

誰かが何か言ったのよ。テリーとあたしは仲良くなかったし。テリーに何か言ったのは覚えてるわ。皮肉っぽいことよ。そしたら氷を投げつけてきたんだと思う。あたしはコップでミルクを持ってたの。だからね。。。 トムが何か言って、ジョーも何か言ってた。全員で喧嘩始めたのよ。でもステージに出なきゃなんなかった。ライブはツアーの中でも最高の出来だった。すごいわよ。世界最高のバンドだったわ。



その後、1984年にジョーとブラッドが復帰するまで、5年間もがくことになる。


管理人K (久保田直己



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