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渋谷のロック・バーあるいはロック喫茶

渋谷のロック・バー「Malmsteen」さんが、早朝看板を破壊されるという被害にあったそうだ。
酷いことをする奴がいるもんだ。

店の場所はちょうど東急本店の向いのこのあたり。

malmsteen.jpg

店名の通り、メタル系のバー。
楽器やアンプも一通り揃っており、ライブ貸切も可能。
(追記:2017年現在、既に廃業)


その近所では70年代前半から営業している老舗の「B.Y.G」が百軒通りを入ったところにある。
写真はまだ昼間で閉店中の様子。

BYG.jpg

ここは70年代アメリカンロックを大音量でかけてくれる。
オールマンとかジョニー・ウィンターとかをドでかいスピーカーの大音量で聴きたい時にお勧め。
料理のメニューも豊富で価格もリーゾナブル。



少し離れて明治通りに出て、東急インから2軒ほど原宿寄りにあるのが「グランドファーザーズ」。
地下なので少しわかりにくいかもしれない。

grandfathers.jpg

ここも70年代ものが中心だけどAOR主体で、いまだにアナログで一曲ずつレコードを替えるのが特徴。
冬場はおでんが旨い。
烏賊丸ごと干したアタリメもなかなか。



今となっては、渋谷のロック・バーもこんな少ない数になってしまったが、80年代中盤くらいまではジャンルごとにたくさんあった。

東急本店通りからセンター街へ向けて、Thirty One(以前は不二家だった)のところを入った先に小道があって(これも今はない)、その地下で営業していた「Another Side」。

anotherside.jpg

ハードロック専門で、客層も金髪ロン毛にロンドンブーツ履いてるような奴らばっかりだった。
サントリーのホワイトが1,000円で、オールドをボトルキープできるようになるのがステータスだったと記憶している。
ラリった客が日本刀振り回すとか、とにかくガラが悪かった。


さらにセンター街を奥にはいったところのビルの二階にあったのが、テクノ専門の「Nylon 100%」。

nylon.jpg

とはいえ、結構パンクスも多くて、Another Sideと客同士が仲悪かった。
店の前で待ち伏せしてぶん殴るとか、しょっちゅうだった。
時代的には、渋谷にチーマーが現れるより10年以上前のことだが、その頃のほうがセンター街の治安ははるかに悪かった。


あと忘れてはいけないのが、青山トンネルの手前にあった「SUV」。

aoyama.jpg

今は廃墟と化して荒れ放題になっている。
真昼間っからソフト・マシン流してるとか、今にして思えばよく採算取れてたものだ。
だから潰れたのか。




管理人K (久保田直己

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