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フィル・コリンズとマイク・ラザフォードが今語るInvisible Touch

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英ガーディアン紙から。

1986年のジェネシスのヒット曲 'Invisible Touch' について、フィル・コリンズとマイク・ラザフォードが回想を語っている。




フィル・コリンズ

毎日スタジオに入って、演奏を始めたもんだった。ある日マイク・ラザフォードがエコーを効かせたギターでリフを弾いて、俺が即興で 'She seems to have an invisible touch' って歌ったんだ。頭の中にぱっと思いついたんだよ。皆が好きだったり嫌いだったりする曲を俺たちがどうやって書いたかいろいろ考えるだろうけど、本当にジャズみたいなもんだ。インプロビゼーションなんだよ。

最近ピーター・ガブリエルの 'Sledgehammer' が俺たちの曲を一位から引きずり下ろしたったことを読んだ。当時は知らなかったんだ。もし知ってりゃ、たぶん「おめでとう、クソヤロウ」って電報でも打っただろうな。






マイク・ラザフォード

いい曲ってのはすぐできるもんだ。'Invisible Touch' もそうだったな。ちょっと準備して、お茶を飲んで、何かが起こった。初日には、歌もなけりゃ、アイデアもないし、真っ白な紙だけだった。フィルはいつも紙を埋めようと一生懸命だったけど、あいつはそういうところがしっかりしてて、だからやらせておいたんだ。素晴らしい曲だろ。アップビートで、演奏してても楽しいし、ライブでも強力なやつだよ。

俺らがやってたみたいなことを他にやったバンドは知らない。ジェネシスと併せてソロも成功したんだ。ほとんどの連中はフラストレーションでソロを始めるんだが、俺たちはそうじゃなかった。ジェネシスは素晴らしかったけど、俺たちはバラエティが欲しかったんだ。メンバーの間の競争だって?まあな。でも俺らはフィルには敵わなかった。



管理人K (久保田直己



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