SSブログ

リチャード・カーペンター ライブ・レビュー & セットリスト

Richard Carpenter2.jpg


1973年にアルバム “Now & Then” を買ってからちょうど50年。
カレンの死からも既に40年が経っている。
半世紀分の思いを抱えての、初めての「カーペンターズ」のライブである。

Close to You
One Love
Rainy Days and Mondays
I Need to Be in Love
メドレー Sing ~ Goodbye to my love ~ Eve
For All We Know
Only Yesterday
I’ll be Yours
Top of the World
Jambalaya

アンコール
We've Only Just Begun
Yesterday Once More


ステージには、まずリチャードが一人で登場し、ピアノだけで "Close to You" を弾き始めたので、最初から涙腺決壊。
そして "Rainy days and Mondays" や "I Need to Be in Love" などのヒット曲が続くが、全てピアノのみの演奏だった。
おそらくカレンへのリスペクトなのだろう。
しかし曲と曲の間のMCの時間はふんだんに取り、しかも通訳まで付けてくれた。
こんなサービスは、ビルボードで数多くのライブを観てきた私にも初めての経験であった。
リチャードがそれだけ日本のファンとのコミュニケーションに十分配慮してくれているのが判る。
そして観客から質問を受け付ける時間まで設けてくれた。
「カレンのボーカルがワン・テイクでOKとなった曲があると聞いたが、どの曲か?」との質問に対して、リチャードは「カレンは才能があったのでワン・テイクの曲はいくつもあったが、"Only Yesterday" もその一つだ」と答えた上で、「本当はセットリストになかったんだけど」と言いながら "Only Yesterday" を演奏し始めた。
ここで再び涙腺が決壊してしまう。
この後は楽器をエレピに替えたうえ、リチャードの3人の娘たちがボーカル隊として登場して "I’ll be Yours" や "Top of the world" を演奏。
さらに日本でのみリリースされていたというカラオケ音源を使って "Jambalaya" に突入したが、観客には予め歌詞が配布されており、シンガロングできるようになっているという徹底したサービスぶりである。

Richard Carpenter 3.jpg

アンコールは再びリチャード一人となって "We've Only Just Begun" を演奏した後、娘たちが再度加わって "Yesterday Once More" を観客と共に合唱。
最後まで涙腺崩壊しっぱなしであった。


管理人K (久保田直己


青春の輝き〜ベスト・オブ・カーペンターズ 10周年記念エディション [ カーペンターズ ]

価格:2,748円
(2023/4/2 09:42時点)
感想(10件)



nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。